絵を描きながら

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男を消した

 ハロウィーンだ。ミステリーファンの私はこんなタイトルで。
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F10号 以前にアップしたロードス島、エーゲ海が見える絵。

気に入らなかった。やったことはおっちゃんを消した。
バランスが変だった。

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 すっきりした。
私は欲張りで、隙間があるとなんだかちょっとでも気にいったものは
描きこんでしまうようだ。全体をデザインして考えていない。

 このおじさんの感じ好きだったら、彼だけ登場させた絵を描けばいいんだ。

 欲張りだからいろんなことをやりたがり、
やってから自分にはむいていないとわかり、出資して損をしたこともたくさんあり。
使ってないパステルみたいに。

 いろんなものをほしがり、いろんなものを食べたがる。

園芸とかやりだすと、いろんな花に手を出したくなる。
今はさいわいにも、庭がないからやらないが。

 だんだんこのおじさんのように、選んで
選択肢を消していかないとね。
by aamori | 2011-10-31 08:48 | | Comments(6)

本音を見失っていない?

 人間は難しい。それぞれです。

この人、本音を見失っているのでは?と思うような人がいます。
長いこと、他人に「良い人で立派な面」を見せてきて、
気にするのが他人の目で、自分の心は見てこなかったのじゃないかと思う。

 年を重ねて、あちこちに自分のことが良い人とみえるような物言いや言い訳をするが、
行動が伴わないから。「演技かな」とばれている。

 本人が自分の本音がなんだか見えなくなっている。
自分の気持ちがわからないのだから、その考え方は訂正不可能。
自分は良い人だと信じているみたい。
暗い裏の面は否定する。私には偽善としか映らない。

私はミステリーファンだから、「人間は明暗を併せ持つ」と思っている。
きれいな言葉はそのまま鵜呑みにはしない。
お人よしじゃあない。偽悪的を好む。

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6号 今ぐらいの季節。日本ですよ。尾道。

 ところで絵の話。
絵もあまりに他人の評価ばかり気にしていると、
自分の好きなもの、自分の楽しみとかを見失うのかなあ?

 独りよがりも悪い。他人の目があってこその絵とも思うし。
バランスがむずかしいように思う。入選もしたい。いや入賞も。

 人の目を意識しながら、同時に自分のことも観ていかないと。
自分が好きだとか美しいとか感じる感覚を大事にしたい。
へたすると見失いそう。気弱になるとよけいにね。

 なんだか難しい話になったけど、
ちょっとネットで検索したら、
「本音を言わない人、人の悪口を言わない人を信じるな、心を許すな」
みたいな言葉も出てきた。

 「本音を言わない人は自分に自信がないから反論しにくい正論をふりかざす」
なんていう言葉もでてきた。
 
 みなさん、おつきあいで苦労しているようだね。
by aamori | 2011-10-28 18:06 | 思うこと | Comments(5)

ほんのちょっとの手直しだけど

 公募展に出したからこそ得ることってたくさんありますね、
いろんな先生の御意見をきいて、絵がもどってきた後で手直し。
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 前

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 後  空の色をちょっと色をかけただけ。

 感じって、変わるもんだ。 些細なことで。面白い。

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 そして、もともとの景色。

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 時間が違うと。

ベネチア、リアルト橋から。
2回しか、しかも数日のベネチア滞在。
この場所の絵は何枚か描いている。
もっと増えるだろうな。構図、角度、時間を変えて。自分の位置もいろいろ。

 それにまた、行きたいしね。ほんと、面白い街。 
by aamori | 2011-10-27 19:30 | | Comments(2)

絵を飾る文化って。

 英国ミステリーテレビドラマが好きでいろいろ見ている。
アメリカのテレビドラマと大分雰囲気が異なる。
現代のものでも、背景が古風。女性の服も地味。
田舎を舞台にしたものだと、車を別にすれば
アガサ・クリスティーのころとあまり変わらないような景色。

 先日「バーナビー警部」をみていて思った。
舞台は絵のように美しいイギリスの田舎。
普通の一人暮らしのおばあさんの家。
警部を通した部屋。イギリスはたずねてきた警察にもお茶を入れている。

 いろいろアンテークな雰囲気のある部屋だったけど、
絵がたくさん掛けてある。コロー風なのとか。17世紀風の風景画。
暖炉の上のスペースをはじめとして、階段の途中とかあちこちに。

 もちろん貴族の大きなお屋敷だったりすると、
肖像画がたくさん飾られていて、殺人現場としてより怖い。

 ドラマをみていると、絵が飾られた部屋が多い。
モダンな部屋なら、モダンなもの。
登場人物や家族の特徴の表現としてドラマ背景に使われている。
別に、絵があることが、気取ってるとか金持ちとかいうわけじゃないみたい。

 日本の普通のうちだと、まずはカレンダー。うちもいいのがあるよ。
絵で部屋を飾る文化はないし、建物もそのように作られていない。
飾っても、玄関、応接間。他人に見せる。
日常的に過ごすところに絵を何枚も飾るってあまりしてない。
建物の構造上かな。住まいの建物は文化。

 和風なら床の間に掛け軸。
和風の部屋に油絵はあまりしっくりとこない。

 建物の内装デザイン、生活習慣、文化。
絵にお金をかけて、部屋を飾る習慣は日本の普通の人にはなかったんだ。
もともと油彩画は日本のものじゃないんだ。
これからか?住宅が変われば絵も似あうようになるかなあ。

 なかなか油彩画は売れないわけだ。(私の絵の話ではなくて、プロの立派な画家さんの)
まずみんなカレンダーを買っておしまい。
テレビも大きくなったから、ますます絵を飾る場所がないみたい。
画廊も、投機の手段として証券会社のように絵を買うことを勧めたり。
そういった面が目立つ。

 西欧との文化の違いをミステリードラマからのぞいた。
by aamori | 2011-10-25 09:23 | 思うこと | Comments(8)

マルタ・猫・猫

  今回の旅で、マルタ島に立ち寄った理由の一つには、
 塩野七生さんの小説を読んだから、
 オスマントルコとキリスト教世界との攻防戦の3部作。
 そして、新美敬子さんのマルタの猫の写真集を見たことも。

 昼間の旧市街の中にはそれほど猫は目立たなかった。
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 この子は人なつこい。
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 城壁の外にでると、いたいた。しかしこの子は警戒心が強い。こそこそ逃げる。
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 海辺の猫。なにやら猫の排泄物の匂いが。
うちにも猫がいるからすぐわかる。階段もすみに糞があるのわかる?
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 城壁の外は馬車も走っているから、馬糞も道に。
おまけに、海岸沿いの気持ちの良い道で犬の散歩道。犬の糞も。
いろいろ匂う道だった。こういうのっていやな人にはすごくいやだろうね。
 でも、このおおらかさがほほえましく思う。いいじゃーん。
最近の日本はやたらに、清潔好きでは?抗菌グッズがたくさんある。
あんまりきれいにすると、抵抗力が弱くならないかなあ?
うんときたないのはこまるけど、あまりにきれいなのも窮屈だと感じちゃう。
生物(人間も生物)が生きているんだから。寛容に。
といっても、必然的にハエも多いから、いやだと思うかな。
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 そして、夕方。猫の餌の袋をもったおじさんがやってきた。
工事(城壁の修復かな)の塀の向こうから猫たちが出てきてお食事。
黒い猫たちの家族。街は猫を大事にしているようだ。
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おちついて相手をしてくれた猫さんで今日のブログを閉じる。。
by aamori | 2011-10-23 10:53 | 動物 | Comments(0)

紀三井寺、紅葉

 和歌山の紀三井寺。観音霊場西国三十三ヶ所巡礼の第二番。
そう説明してみたけど、このてのことはよくわからない。
有名な、訪れる人も多いお寺ということで。
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 10号 
和歌山の人は、よく見ているはずなのに、
個展の時、「ここはどこ?」実際とはちがっているんだ。
まぁ、下の道からでなくて、高いビルから見下ろした絵だし。
それに、このごろはあまり現実と似てないことは気にしなくなった。

 春は桜がきれいだ。
春のほんわかした優しい色合いより紅葉のほうが私には描きやすい。
優しくない私の性格のせいかな?

 和歌山に10年以上暮らした。
紀三井寺に行ったのは2,3回。だって、階段の上りがきつい。
階段を上ると見晴らしはいいよ。

 東京のほうが歩くし、階段も多くて
日常生活の運動量がはるかに多い。
 和歌山では、歩くのはせいぜい犬の散歩。
駐車場までの歩行。あとは車の運転。
車を使わないと、仕事や買い物など日常が成り立たない。
仕事が肉体労働じゃないから、気をつけないと簡単に太った。

 東京の地下鉄の新しい路線は地下深い。昔からある銀座線とかは浅い。
節電でエスカレーターが止まった時は、紀三井寺のように階段が。
引っ越ししたては、ちょっとやせたかな。最近はまた体重がアップ。
気をつけないと。食欲との戦いだ。
美味しいお店をたくさん見つけた。
「まだまだ見つけてやるぞ。」と思っている私。階段は必要だね。


 
by aamori | 2011-10-20 08:45 | | Comments(6)

時差、苦手です。

 うわーん、目がさめちゃった。
昨日の午前中、成田空港着。
飛行機の中はよく寝た。なのに早朝もいやになるほど早く覚醒。機内で寝すぎたか?
困ったからブログでも。夫はいびき。

 時差を体験する時、家族それぞれ睡眠時間が何時間かずれ、
いつも、それぞれ別の人なんだと思う。他人なんだ。個体差。

 帰りの飛行機の便の都合で1泊したローマ。
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 裏通りの壁の色が好き。うーん描きたい色だわ。
3回目のローマ。今回のほうが、以前より魅力を感じた。
永遠の都。他にこんな都市はないよね。
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工夫して使ってる屋上。居心地良く生活を楽しんでいるような。
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テルべ川沿い。並木が秋めいて。気持ちよく散歩。

 しかし、時差は苦手。妙な時間におなかはすくし、眠いし。

 外交官や、大者政治家。スパイも(?)
ともかく、いくらゆったりとしたビジネスクラス(うらやましいが)で飛ぼうと、
この時差で仕事をしていることは本当に尊敬する。
時差ボケで重要会議に参加なんて私にはとんでもないことだ。
私にはできない。ここから大体1週間は時差の影響が尾を引く。
美容院も行きたいけどぐうぐう寝ちゃいそうで、やめとこうか。

 時差。平気な人は平気らしいが。私はだめ。
by aamori | 2011-10-17 05:43 | | Comments(8)

マルタ共和国

シチリアからフェリーでマルタの首都ヴァレッタへ。
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16世紀に聖ヨハネ騎士団長のヴァレットによって築かれた要塞都市。
海から近づくと感激。帆船とかガレー船とかがあったら昔の風景そのままかな。
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聖ヨハネ大聖堂内部。カラヴァッジョの大きな絵もあるけど、写真は禁止。
彼の絵はすごみがあるね。怖い。

マルタ島は紀元前の昔から、歴史は入り組みにぎやか。文化は入り乱れてる。
最終的にイギリスの統治下だったから、
あちこちに英語の表示がされていてちょっと安心。
シチリアのイタリア語じゃ何が書いてあるかわからなかったから。
 
日本のように遠く離れた東の隅にある国と違って、
鎖国なんて、絶対に無理。
交通の要所にある島はだれも放っておいてくれず、
海賊をはじめとして、いろんな国に攻められ、いろんな戦争に巻き込まれてきた。

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素敵なビーチ。真夏に旅行していたら暑くてつらかっただろうね。
今がベストシーズン。

 乾燥した気候で、サボテンがたくさんはえている。
クローバーもはえないから、とげのほとんどない種類のウチワサボテンを
家畜に食べさせているのだって。驚く。
何よりすごいと思ったのは、川も湖も島にはない。
粘土質の土の部分は掘れば井戸があって、
トマトとジャガイモは輸出している。
乾燥しているってことは、冷たいビールのコップの外側が
おいておいても、水滴がつかない、濡れない。
そんなことに驚く。

 きれいで、素敵なところだけど、店によっては料理の味が落ちる。
ここはイギリス統治下だったんだ。(イギリスは行ったことないけど)
やっぱり、イタリアはおいしい。マルタはイタリアと違うと味で気が付いた。
イタリア人はぜったいおいしいものを作る。
(私のイタリア体験では、食べ物のはずれがない)
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子供。楽しそう。
by aamori | 2011-10-15 05:05 | | Comments(0)

シチリア・ドライブ旅行

シチリアの州都パレルモ市街をぬけて、高速道路にたどり着くまでが大変。
GPS機能のついたスマートフォンで自分の位置を確かめながら、
それでも、サークルの交差点やら一方通行やらが難関。
高速道路は快適。もちろん料金は無料。
高速道路のおいしいところだけ私の運転。隣の夫は怖がっていたが。
イタリア人はときどきものすごーくとばすやつがいて、邪魔してはいけない。
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エトナ山。3323mの火山。雪をかぶっていた。
富士山というより、形は上州赤城山みたい。

宿泊地シラクーサに到着。Googleはなんて便利なのと思っていたのに、
シラクーサのホテルは違った場所を指していて、
ホテルにたどり着くまでが大変。ホテルと駐車場の間も離れていて
無料のシャトルバスがあるのだが、バスから降りる場所がわからなくて、
もう一往復。あーあ疲れた。
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シラクーサの明るく広く美しい広場。
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パレルモは東京のような気温だった。
ここは夏。泳ぐ人も。
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翌朝、ポッツァーノの港でレンタカーを返して、
フェリーでマルタ共和国へ。乗船場所の門のところで
パスポートチェックがあっただけ。
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フェリーは快適。おいしいサンドイッチで朝食。
青い海を見ていたら居眠り。
和歌山と徳島を結ぶ、畳で乗客がごろごろいるあのフェリーは苦手だった。
比べちゃ悪いけど、こうでなくっちゃなんて思った。
by aamori | 2011-10-14 04:24 | | Comments(2)

パレルモは大変なところ。

 シチリア州の州都はパレルモ。
きれいという表現には当たらない。汚いわけでもない。すごいところ。
古いものが混み入っている感じ。車での移動は難しかった。
(レンタカー借りたけど、町を抜け出すのに一苦労)

 まず、カテドラルの中。バロック様式はすごい。すごくて息をのむ。
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これでもかというくらいの彫刻。モザイク。
やっと飛行機の中で「大聖堂」の下巻を読み終えたところなので、
これを作った人の気持ちはどんなだったかと思いをめぐらしてしまう。
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すぐそばに数件似たようなバロック様式のものが。天井画もすごい。
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古い建物の中。車はひしめきあってスムーズな交通は困難。
信号じゃなくてサークルになっていて慣れてないからより大変。
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壊れかけているような建物?洗濯物が干してある。
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初めて食べたもの。サボテンの実。ほんのり甘くておいしい。
種が多い。種も食べちゃった。
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シチリアのお菓子。まわりのクッキーがバリバリとしていておいしい。
クリームは冷たくてドライフルーツ入り。
できるだけいろんなものを食べたい。
by aamori | 2011-10-12 02:56 | | Comments(4)



趣味の油絵が高じた結果のブログ。思うこともいろいろ。
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