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どちらのレベルが上?

 昔お絵かき教室にいたころ。
生徒さんで、30代の男性の方が、いっしょにいたのです。
その方、非常に細かく、圧倒的に写実力はあったのですが、
常に、レベルを気にしていて、自分の絵も
先生に自分の絵が、いちいち「うまくなっているか、レベルがあがっているか?」と確認。
一緒に描いている、他の生徒さんの絵も、食い入るように見てました。
きっと比べていたのでしょうね。
 
 挙句の果てに、先生への質問。
「モネとゴッホはどっちが上ですか?」
「ベラスケスとレンブラントは?」
など、いちいち巨匠の絵までレベルで評価を求めて。

 こんなこと、ラーメンとカレーライスとどっちがいい?
フランス料理と中華料理を比べたりするようなもんじゃない。
気分によっては、高級イタリアンよりおにぎりのほうが食べたかったり。

 なんかの間違いで、常に競争意識が染み付いちゃってるみたい。
いっしょに描いていた元教員の方が、
「私たちの教育が悪かったせいね。」 とポロリと一言。

 私も、競争を否定するものではないですよ。(誤解しないでね)
 
 でもね、絵を描くときにこんなことに頭を占拠されたら、楽しくないですよね。

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 SMサイズ

 多かれ少なかれ、私の育った環境は、
親も、学校も、評価して競争して、勝ち負けに価値を置いていたと思う。
どのように、生きるかの問題より、「評価と勝ち負け」
これって、今も?

 ある程度この年になるまで、私も、振り切れず、その感覚は
刷り込まれていると思うんだよね。自分では否定していても。

 まだ大分、刷り込まれていたころの絵。その人の言葉も気になっていたし。
頑張ることはもちろん大事だけど。

 レベルを考えてもねぇ。ご飯とパンとどっち?
気分と好き好きだろう。絵は嗜好品。美味しい食事のようなもの?
Commented by His_mercies at 2011-12-18 15:43
あら〜、バックグラウンドをダークブルーにするなんて私は怯んじゃって考えないかな??でもこうしてゴージャスに!(冒険してみるものですね、学びました)。
上記の方、人と比較しちゃうのはネイチャーだと思いますが、そればかりにとらわれていると何かにコントロールされている自分。はっきり言うと Insecureなのね。いろいろな分野で違うけど私もあるある沢山(笑)正直でしょ(笑)
でもいつか気がついたのです! aamoriさんの言うように楽しくない、疲れる、それでそういう心をギブアップしましたよ。何にしても自分より優れた人が大勢いるので、優れた人から学んだ方が自分にとって益になりますよね、、、そして良いと思ったら正直に賞賛することにしています。と今日は生意気なこと言ってしまいました。
Commented by aamori at 2011-12-18 20:11
His_merciesさん、「人と比較しちゃうのはネイチャー」、ホントそうですね。
うちにいる犬や猫は、そんなことしてなさそうでうらやましいです。見習いたい。
昔は、私も、もっと勝気で、もっとつぱっていてぴりぴり生きていました。
絵をはじめたのは、もうだいぶ年をとってからだったので、(笑)
絵にはあんまり、勝負の意欲とかなくて、心をいやすものとして遊べました。
他のいろんなことでことで、他の人と比べるのは馬鹿なことと思えたのは、最近です。(涙)
生意気なんて、とんでもない。教えられて、助かります。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-19 00:23
そうですよね。
成長は大事だけど、どっちが上とかっていうのは、
絵の世界では難しいでしょうね。
好みもあるし、時代もある。
「君たちの時代は墓に入るのも競争だ、墓地も数が少ないんだ」って言った中学の先生の言葉が忘れられません。受験、就職、常に競争、ひどいときは戦争、戦線なんて言葉も使われましたものね。
今はのんびり生きたいです。
Commented by toizawa at 2011-12-19 02:24
ジャンルがはっきりしている場合は、そこそこ優劣を比較することが可能だと思いますが、
仰る様に違うジャンルは比較できるものでなく、あえて言うなら
個人の趣味で個人的にどちらが好き、ということはあるでしょうが・・・
でも競争論理がないと、進歩も発展もなくなる可能性があり、
必要なこととは思います。
ちゃんとした比較が必要ですね。
素敵なバラ!
背景の色合いもシックで面白いと感じました。
ポチ!
Commented by aamori at 2011-12-19 08:38
flowersincozyroomさん,おはようございます。
昔、競争を意識して、プッシュされたような感覚がありますね。
flowersincozyroomさんのいう、スローライフを思いながら、
のんびりしたいです。努力はしても、なるようにしかならないと
のんびり構えたいです。スローライフ見習いますよ。
Commented by aamori at 2011-12-19 08:49
toizawaさん、そう、コンクールとかは、刺激とわくわく感を
もたらすので、挑戦します。ちょっと楽しい。
昔は、体育会系だったので、試合もたくさんしました。
人間、負けて、強くなるんですね。
たぶん、ブログに登場させた人物は特別とは思います。
あまり、妙に、比較競争ばかりしているのは悲しいです。
今思うと、試合は負けたこと意義があったように思います。
勝った喜びはもちろんあります。
やっとのことで勝ったことだけ覚えてます。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-19 10:01
おはようございます。
昔に比べたら、夜中まで働くこともないので、ちょっと忙しないけれど、今の生活は充分スローライフなのです(^-^)
切り花のパンジー、去年も今頃買ったのですが、涼しいところに置いといたら、次々に蕾が咲いて、お正月過ぎまで楽しめました。
東京ならあると思います。
クリスマス仕様、第二弾にかわりましたね(^_-)-☆
Commented by aamori at 2011-12-19 14:27
flowersincozyroomさん、
私も、ここで、ちょっとライフスタイルを変えて、
スローを目指します。仕事に追われていた時は、
手際良く、要領よくを目指していましたが、
(それほど、できていたわけではないけどね)
そのモットーは捨てます。 パンジーの情報ありがとうございます。
Commented by I.Sakata at 2011-12-20 07:16 x
>これって、今も?

残念ながら基本的にはそう言わざるを得ないようです。
音楽さえ競争にされてしまうのですからうんざりします。
学校のブラスバンドのコンクール、年末の紅白歌合戦、ばかげた事に大騒ぎする国民です。
変化もありますよ。「たった一つの花・・・」なんてのが流行ったり・・・
Commented by aamori at 2011-12-20 08:53
I.Sakata さん、考えてみたのですが、
まず、日本は多様性の感覚に乏しいから、
1本道の上で勝負しようとする。だから、すぐどっちが上とか言い出して、脇道があることを理解してない。いろんなスタイルがあることの理解に乏しい。ステレオタイプな発想が人々を支配しやすい。
 次に、基本的に体育や音楽や美術は人生を楽しむ手段であることを
学校教育は教えればよいと思う。
 その中で、他の人を楽しませられるような才能のある子はみつけだして、磨いてあげる。みんなのために。Gleeを見ていてそう思います。
特別な才能を見つけてあげるのも教育。
張り合いとか競争とかとはそれは、別。
楽しみ方を教えることと、才能のある子を磨いてあげるがごちゃごちゃになっているような。
それにしても、才能のある子の磨き方、うまくいってるのかしら?
それも疑問です。
コメントのおかげで、少し考えがまとまってきました。
ありがとうございます。
「たった一つの花」、日本では、ヒット。
アメリカ人ははなっから言われなくてもそう思っているから、
わざわざ、あの言葉でささえてくれなくてもよいらしい。
誰かが、アメリカで言ってました。
by aamori | 2011-12-18 10:40 | | Comments(10)