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相互監視

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本の続きです。
アイスランドのミステリー、、、

湖の男 エーレンデュル捜査官シリーズ Kindle

ナルデュル・インドリダソン (), 柳沢由実子 (翻訳)

干上がった湖から発見された白骨。頭蓋骨には穴が空き、壊れたソ連製の盗聴器が体に結びつけられている。エーレンデュル捜査官たちは、丹念な捜査の末、ひとつの失踪事件に行き当たった。三十年前、一人の農業機械のセールスマンが、婚約者を残し消息を絶っていたのだ。男は偽名を使っており、アイスランドに彼の記録は一切なかった。男は何者で、なぜ消されたのか? 過去にさかのぼる捜査が浮かび上がらせたのは、時代に翻弄された人々の哀しい真実だった。



まじめで、正義感の強い若者、、社会主義社会を目指していた。
日本でも同じような状況があったように思います。
冷戦時代、、

留学先のライプツィヒで、ハンガリー出身の女性と出会い、
彼女のセリフ
「相互監視のこと、それは私たちのためだといわれているわ。
家族や友達を監視して、もし反社会主義的な意見を聞いたりしたらすぐに報告しろと、
クラスメートの中にもし西ヨーロッパのラジオ放送を聞いている人がいたら報告しなきゃならない。」

彼のほうは、はじめは、変化の過程において、目的を達成するため、そして社会主義国家を築き上げるために、
これらの手段は必要であると認めるべきだという意見だった。

意見の相違によりよく口げんかしていた二人、、

しかし、やはり、、思っていたようなライプツィヒとは違うという状況に目覚めて、、理想とはかなり違うと

これ以上はネタバレになるので、、

監視社会、東ドイツ秘密警察、シュタージ、、
話にはよく出てきているし、、怖い話です。
捕まると、、どうなったことか、、、?
シュタージの集めたファイルは消されていますが、、

監視社会について、、
ミステリーは多く扱っています、、
スペインでは、フランコ将軍時代の話、、
まず思い出したのは、「ワイルドスワン」、これはミステリーではないですが、、、

私なんか、絶対危ない、引っかかるな、、、つかまりそう、、

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もう一つ、いずこも同じなんだと思ったのは、
「知的障碍者、前ならちょっと遅れている奴と人が呼ぶような男だった。
今では表現の取り締まりが厳しくなって、何もかも行儀のいい表現に代わってしまった。」
あらゆるグループに配慮するがあまり、何が何だか分からなくなってしまった表現が多すぎる。

翻訳本だから、実際の言葉はわかりませんが、、いずこも、、、きっと、著者が言いたかった、文句言いたかったんだなぁ、、

単純にはいかない、人生の話が盛りだくさんで、、結構深い(私にとっては)ミステリーだと思ったのです。

バラはやっぱり好きな花です。


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by aamori | 2018-05-21 08:43 |