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衝撃が「烙印」のように

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本の続きです。

毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書) Kindle

水島広子 ()

 彼女の診察室では、「毒親」となってしまう親は、かなり発達障害に分類される方が多いと、、
「心の理論」とは、この状況では相手はこんな風に思っているはずだ、とか、こんな風に言ったら相手はこう思うだろう、というような常識的な「読み」です。

ASDの人は「心の論理」がもともとインストールされておらず、
一度体験して「パターン認識」することで蓄積していくしかなく、応用は利かないのです。

ASDの人には生活習慣上のことや政治的なことなどに、妙なとらわれ方がある場合が多いものです。
同時に、衝撃をうけやすいため、衝撃的な情報、特に危険情報のようなものに触れると、
それが烙印のように心に刻まれて、「常に警戒すべきもの」となりがちです。
もちろん、ASDでない人の場合も同じことはおきますが、それは、その後の別の情報で修正されバランスがとれていきます。
しかし、ASDの人の場合、最初の情報が「烙印」のようになっているため、なかなか別の情報で修正することができません。

そもそもが理屈でなく衝撃への反応のであるため、子供から理由を聞かれても、
説明することはできず、ただ押し付けたり怒ったりします。
押し付けられた子供は、ある年齢までは、それに振り回されていくことになります。

例えば「高齢出産には先天異常が多い」という情報にに衝撃を受けたASDの母親が、
子供の不調一つ一つを「高齢出産だからだ」と結びつける、などということもあります。

これって、姫野カオルコさんの「謎の毒親」に出てきた話と同じです。

「危険情報」にあおられることと、悪気がない「人格否定的発言」のため、
自分が生きていくのことはとても難しいのではないかと感じている子供も少なくありません。

ASD,
自分が不安や恐怖を感じることについて断定的述べる、
ほかのこととのバランスを考えず、自分が考えたことを押し付ける。

なんだか、このぐらいの人、あちこちにいるような気もしますが、、
それが、政治的だったり,独特な健康論だったり、、
単に、思い込みが強いというよりは、、ASDかなと思った方が、、わかりやすいかもしれません。
仕方ないし、考えを訂正させるのは無理なようです。
「烙印」となったのですね、情報が、

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アジサイは、銀座のアジサイです。


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by aamori | 2018-05-30 10:23 |